メンタルヘルス対策 -ワークスタイル用語集-

第3章 働き方改革実行計画

メンタルヘルス対策

市場の競争激化と不安定化、雇用情勢の悪化などの環境変化のもと、雇用人事管理や職場の人間関係が労働者のストレスを増大させ、メンタル面での不調に陥る労働者が増加している。このため、労働者の心の健康対策は企業にとって重要な課題となっている。

心の健康対策に取組んでいる事業所の割合は59.7%(2015年)である(政府目標は80%(2017年))。

事業所規模別にみると、100 人以上のすべての規模で9 割を超える取組みとなっており、50 人以上のすべての規模で 8 割を超える取組みとなっているのに対し、30~49人の規模では64.0%、10~29人の規模では52.9%の取組みにとどまっており(労働者の心の健康の保持増進のための指針)、小規模事業者における取組みの遅れが目立つ。

なお、心の健康対策に取り組んでいる事業所のうち、心の健康対策の取組内容(複数回答)をみると、「事業所内の相談体制の整備」(44.4%)が最も高く、次いで「労働者への教育研修・情報提供」(42.0%)、「管理監督者への教育研修・情報提供」(38.6%)の順となっている(同)。

※メンタルヘルス対策の内容については、第2課題【メンタルヘルス対策】を参照


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