非正規雇用の処遇改善 -ワークスタイル用語集-

第3章 働き方改革実行計画

非正規雇用の処遇改善

「正規」、「非正規」という2つの働き方の不合理な処遇の差は、正当な処遇がなされていないという気持ちを「非正規」労働者に起こさせ、頑張ろうという意欲をなくす。これに対し、正規と非正規の理由なき格差を埋めていけば、自分の能力を評価されていると納得感が生じる。納得感は労働者が働くモチベーションを誘引するインセンティブとして重要であり、それによって労働生産性が向上していく。

このような視点のもと、実行計画は、「仕事ぶりや能力の評価に納得して、意欲を持って働きたい」という働く人の視点に立った課題の検討テーマとして、「非正規雇用の処遇改善」と「賃金引上げと労働生産性向上」をあげる。

このうち「非正規雇用の処遇改善」について、実行計画は、次の2つの対応策を提示している。

ⅰ)同一労働同一賃金の実効性を確保する法制度とガイドラインの整備

ⅱ)非正規雇用労働者の正社員化などキャリアアップの推進


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